こんちは、マクニコルです。
先日のお話。治療の困難な小さなお子ちゃまが来院しました。過去当医院で試みるも、どうしても嫌～と全身で抵抗し、パパやママにもお手伝いをしてもらい、押さえつけての治療をしているため、やはり今回もものすごい抵抗をし、号泣させながらの治療でした。ご両親は虫歯が気になって連れて来られるので、一刻も早い治療を望まれます。それは、私でも同じ立場になるとそうなるはず。ではお子ちゃまは・・・。とってもいやな事をされた所へまた連れて来られてまた押さえられて・・・、本当に嫌でたまらないのに無理やりお口を開けられて・・・。ここは大嫌いな場所だ！！と思っているはず。
両方の思いを考えるとどうしたらいいのかな～と悩んでしまいます。
5歳くらいになると納得すれば頑張ってくれる子もいるのですが、それよりも小さいお子ちゃまは本当に難しい。
かと思えば、３歳くらいの子がすんなりと一人でチェアに座ってスムーズに治療をさせてくれる場合もあるのです。
平気なお子ちゃまもいれば、今から何をされるのか！？という不安で泣き出すお子ちゃまも。どちらかというと、泣いて治療をしたがらない子のほうが多いです。
私の息子は、５歳ですが、歯科のチェアに一人で座ることができたのは５歳、最近です。
４歳まで、チェアに近づくこともできませんでした。
幸い治療の必要なところがなかったので、時々「座ってみる？」と声をかけながら（心の中では焦ってましたが）自発的に座るのを待ちました。で、ある日突然座ると言い出してすんなり座りました。
私の理想と反して（３歳で座るだろうと思ってたので）やっとかぁ・・・でしたが（笑）
そして、未だにお薬飲みが大嫌いな息子。風邪を引いた時には「あ～、また薬飲ませるのがたいへんだ～」と落ち込む私です。納得させようとしても、嫌なものは嫌なんですよね。でもいつの日か、文句を言いながらも自分で飲んでくれることを待ちながら・・・。
そう、ある時突然出来るようになる時期というのが来るんですよ。
子供にだって納得いかないこともあるんですよね。全身で抵抗して当たり前だと思います。まだ生まれて４，５年しかたってないんです。人生経験少ないです。泣いてても見守ってあげて、ほんの少しだけでも前進した時にはいっぱい褒めて、抱きしめてあげましょうね（と自分にも言い聞かせています）
歯科治療のお話にもどりますが、お子ちゃまの虫歯が進行して一刻も治療が必要だとか、連れて来られる親御さんが忙しくてできるだけ早く終わらせてほしい等の時は、泣きながらの治療をすることもあります。
何よりも、小さな頃には虫歯にならずに済むように、おやつは時間を決めて食べさせる、夜歯磨きをした後はお水やお茶以外はできるだけ与えないようにしてあげてくださいね。
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