お口の乾きがひどくて気持ち悪い、食事がしづらいし味がしない、入れ歯の不快感が強くなった、寝ているときに口が乾いて目を覚ます等々・・・ドライマウス（口腔乾燥症）の方がよく訴えられる症状です。特に高齢者の方に多く見られますが、服用されている薬剤の副作用でも口渇といった症状が出る場合もあります。
知人のお父様は最近食べることが億劫になっていて、食欲が低下しているとのことでした。症状をきくと、どうやらドライマウスのような気がしたので、お口の中に潤いを与える保湿スプレーそして、お食事の時にお茶の中にドラッグストアなんかで見かけるとろみ剤（無香料）を少しだけ入れて食事時にお茶を飲む回数を今までよりも多めにしながら食べていただくように伝えました。
効果はありました。「食べやすくなったよ」と言われ、食欲も出てきたそうです。
ドライマウスになっていても、気づかずに我慢されているかたって意外に多いようです。
気になる方は当院のスタッフに相談してください。
症状に合った保湿剤や唾液の出やすくなる口腔体操をおしえますよ。
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